湯布院「下ん湯」
お勧め度 ★★★★
【お勧めポイント】
観光地に佇む古き良き共同浴場
【泉質】
単純温泉
【公式Info】
Web:https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4353
住所:由布市湯布院町川上1585番地
TEL:由布市商工観光課(097-582-1304)
訪問記
2021年のお盆休みを利用して南九州をぐるっと回った、ほっとすぱ太郎。
筌の口温泉「旅館 新清館」を後にし、今夜の宿がある湯布院へ向かいます。
昼間は賑やか観光地ですが、夕方以降はとても静かになる温泉地です。
そんな静かになった夜に共同浴場の「下ん湯」へ向かいます。
湖畔の温泉
「下ん湯」は朝霧で有名な金鱗湖の湖畔にある混浴の共同浴場です。
茅葺き屋根で趣があり、観光客も利用できます。
明るい時間帯はすぐに見つけられると思いますが、夜になると暗くて少し分かりづらかったです。
静かな湖畔
湖畔へ向かう道は夜になると本当に静かで、街頭もあまりありません。
GoogleMapで目的地に着きましたが、一瞬「どこ??」と見回してしまいました。
入り口に照明が1つあるのみで、事前に知らなければ温泉と気づかないと思います。
無人のため入口の鉄パイプのような筒に200円を入れて中へ進みます。
けっこう遅い時間帯でしたが、9:00から23:00まで利用できるのは便利です。
熱めの単純温泉
中へ入ると脱衣所と仕切りが無い昔ながらのスタイルの浴室です。
仕切りが無い分、開放感があり、防犯の面でも安心なのでこのスタイルは好みです。見た目も良いと思います。
源泉は69.4℃と熱めので、内側の浴槽は体感で45〜46度ぐらいありました。
久しぶりに身体がギュっとなるくらい熱い温泉でさっぱりと気持ちが良いお湯でした。
外側の浴槽は半露天となっており、少しぬるいお湯で、外の風も涼しく熱いお湯と交互に入るのには丁度良い湯加減でした。
明るい時間の金鱗湖は訪れる人も多いため、ネットの口コミでは「外から丸見え」「観光客が覗きに来る」などが見られましたが、夜に外を歩いている観光客はほぼ居ませんでした。
夜ならば暗くて遠くも見えませんので、気にされる方は夜が良いと思います。
私がお風呂を出ようとした頃に大学生ぐらいの四人組が入って来て、元気に挨拶を交わしてくれました。
共同浴場での挨拶は気持ちが良いですね。「おさきに!」と言って上がりました。
まとめ
静かな湯布院の夜に「下の湯」を独泉できたのはラッキーだったかもしれません。
観光地ゆえに、人が多いなど気になってしまう点も普段はあるようですが、古くて趣のあるとても良い共同浴場だと思います。
湯布院に来たのは2回目で、初めて共同浴場を利用しましたが、新しい湯布院の側面を見れた気がします。
湯布院はフェミリー層が目立ちますが、例えば家族旅行でも夜にこっそり抜け出して「下の湯」に入るのも面白いと思います。
なお湯布院は総じて宿泊施設が高めですが、今回はOYOホテルを使用して安く泊まることができました。
次回は別府の鉄輪へ向かいます。鉄輪でもリーズナブルなOYOホテルを予約してあります。
それでは皆さん、良い温泉旅を〜!!