筌の口温泉「旅館 新清館」

お勧め度 ★★★★★

【お勧めポイント】
林の中で雰囲気抜群のドバドバ掛け流し露天風呂

【泉質】
炭酸水素塩泉 ナトリウム・カルシウム塩化物泉 芒硝泉
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉

【公式Info】
Web:http://www.oct-net.ne.jp/shinkan/index.html
住所:〒879-4911大分県玖珠郡九重町田野1427-1
TEL:0973-79-2131

訪問記

2021年のお盆休みを利用して南九州をぐるっと回った、ほっとすぱ太郎。
朝から天ヶ瀬温泉と杖立温泉を回り、続いては筌の口(うけのくち)温泉にやって来ました。
筌の口温泉には旅館と共同浴場があり、同じ泉質だと聞いていたので迷うところですが、
共同浴場はコロナ禍で県外お断りな雰囲気だったので今回は旅館である「新清館」にお邪魔することにしました。
相変わらずの雨の中、車から逃げるように宿に駆け込み、受付で500円を支払い露天風呂へ向かいます。

森林浴

露天風呂は本館から少し離れた林の中にあります。
ほんの1〜2分もかかりませんが、木々が生い茂っており、ちょっとしたトレッキング気分です。
こぶしの湯」は混浴、「かえでの湯」が女性専用となっており、ワクワクしながら看板通りに進みます。

こぶしの木に囲まれた黄金の露天風呂

意気揚々と服を脱ぎ脱衣所を抜けると、そこに広がる美しい露天風呂に思わず「おぉー」という声が漏れます。
雨で人が少なかったのか、幸いにも独泉です。
温泉に入るとオーバーハングした木々の緑が美しく、すぐ脇に流れる渓流から川のせせらぎも聞こえます。
奥に見えるパイプからはドバドバ新鮮なお湯が注がれています。
50人くらい余裕で入れそうなサイズなので、場所によって温度や深さ、見える景色が変わり飽きません
温泉通にファンが多いのも頷けるロケーションの良さだと感じました。紅葉の季節もきっと美しいでしょう。

すっかり長湯をした後は休憩所で瓶のコーラをぐびりと飲んで扇風機にあたりました。
「旅館 新清館」は創業明治35年の老舗旅館なので古民家のような佇まいと内装ですが、古いタンスやレトロな自販機などが良い雰囲気で、落ち着いてリラックスできる空間です。
次はどこへ行こうかとスマホをいじりながら身体の火照りを冷ます、こういったゆっくりと流れる時間が温泉の楽しみでもあります。

まとめ

九重夢大吊橋から車で5分ほどの場所にある、筌の口温泉「旅館 新清館」
大分観光の際に立ち寄るにもアクセスが良く、周辺には他にも有名な温泉が沢山湧いています。
その中でも一際、個性のある「旅館 新清館」が温泉通に人気があるのも頷けます。
絵に描いたような素晴らしいロケーションの露天風呂は春夏秋冬、違った表情で私たちを楽しませてくれるでしょう。
お隣の共同浴場とハシゴするのも良さそうです。
雨に濡れても身体はポカポカ、茶色く染まって鉄の香りがするタオルを手に、次の目的地へ向かいます。
それでは皆さん、良い温泉旅を〜!!

ほっとすぱ太郎
  • ほっとすぱ太郎
  • 感動と癒しを求めて休日に温泉巡りをしています。全国津々浦々を1人または2人、時には友人たちと。温泉ソムリエを取得しました。ミニチュアダックスと旅行もします。時には海外も。普段は音響業界で働くただのサラリーマンです。