下風呂温泉 大湯

閉館

お勧めポイント
・下風呂温泉で一番古い共同浴場

住所:青森県下北郡風間浦村下風呂97
TEL:0175-36-2824

訪問記

海っぱたの温泉郷

下北半島をレンタカーで1人旅していたほっとすぱ太郎、温泉本やネットでの評判を聞きつけ、下風呂温泉へ立ち寄ることを決めていました。
最終目的地の大間までずっと海っぱたの道を北上しますが、下風呂温泉はその道中にあり、音楽を止めて窓を開けたくなるほど、走っているだけで気持ちの良い海辺の風景が続きます。

下風呂温泉で最も古い公衆浴場

下風呂温泉には3つの源泉があり、中でも一番古いのがこの「大湯」でした。
私が訪れた時にすでに閉館までのカウントダウンが始まっており、最初で最後の利用となってしまいました。
シンプルな公衆浴場ですが下北半島のヒバで作られた浴室と、「熱い」と「普通」の2つの浴槽があり、
なんとも鄙びた感じを味わいつつ良いお湯に浸かる、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。

海峡の湯

残念ながら閉館となってしまった「大湯」ですが、大湯の源泉は2020年12月にオープンした「海峡の湯」で引き続き楽しめるようになりました。
大湯と一緒に閉館となった「新湯」の源泉も「海峡の湯」で利用できるので、2つの公衆浴場が1つに統合されたような形ですね。
てっきり経営が立ち行かなくなって閉館なのかと誤解していましたが、そういう事ではなさそうで良かったです。
海峡の湯」では大きな窓から津軽海峡が望め、風呂桶や椅子まで全てこだわりのヒバ造り、サウナもあり充実の設備となっているようです。
アンコウやヒラメ、イカなど、この土地ならではの新鮮な海の幸が楽しめる食堂もあり、新たな期待が膨らみますね。

ほっとすぱ太郎
  • ほっとすぱ太郎
  • 感動と癒しを求めて休日に温泉巡りをしています。全国津々浦々を1人または2人、時には友人たちと。温泉ソムリエを取得しました。ミニチュアダックスと旅行もします。時には海外も。普段は音響業界で働くただのサラリーマンです。