ホテル京急油壺 観潮荘 「油壺温泉」
お勧め度 ★★★
【お勧めポイント】
相模湾を一望できる濃い温泉
【泉質】
pH7.5「ナトリウム-塩化物温泉(高張性・弱アルカリ性・低温泉)」
【公式Info】
Web:https://www.misakikanko.co.jp/aburatsubo/index.html
住所:神奈川県三浦市三崎町小網代1152
TEL:046-881-5211
訪問記
海の見える温泉
「油壺温泉」は露天風呂から相模湾を一望することができ、これがなかなかの絶景です。
ゆっくりと景色を眺められるよう、湯船の海側にベンチが並ぶような造りになっています。
春に訪れたので、鮮やかな桜と青い海のコントラストが美しく印象的でした。
ほてった身体に吹く海風も心地が良いです。
化石海水
「油壺温泉」は地下1,514メートルから温泉の採掘に成功し、2020年6月1日リニューアルOPENしました。
以前は海水の沸かし湯だったようです。
泉質は「ナトリウム-塩化物温泉」で海水と言えば同じですが「化石海水」つまり「太古の昔に地中に閉じ込められた海水」と考えると、急にロマンチックに感じてしまいます。
それだけ長い年月をかけると、様々な成分が蓄積されてありがたい温泉となるのは東京の黒湯なども同じですね。
鹿児島の指宿温泉でも「化石海水」と説明が書かれていました。
地下1,500mの地層「葉山層群」から湧き出す温泉で、太古の昔、地殻変動で古い海水が地中に閉じ込められた海水に、周囲の地層由来の成分や海藻・草木等が溶け込み「化石海水」となったものが源泉となっています。油壺温泉の特徴である微黄褐色は、この化石海水に含まれる「フミン酸」によるもので、保湿性能があり、肌に潤いを与えると言われています。
観潮荘 公式HPより
リゾート開発
「油壺温泉」は三浦半島観光の際に訪れることをお勧めしますが、最寄りの施設である「京急油壺マリンパーク」は 2021年9月30日をもって閉館します。ペットと入れる数少ない水族館なので、残念なニュースです。
「油壺温泉」は今後も通常通り営業されるようです。
京急グループは「都市近郊リゾートみうらの創生」を掲げており、リゾート地として発展が今後期待されます。
高級温泉旅館「ふふ城ヶ島」(仮称)というのも2024年に計画されているようです。
城ヶ島で海を見て、その綺麗さに驚いたのですが、リゾート地としてのポテンシャルはあると思うので今後どうなるのか楽しみです。