下呂温泉 「噴泉池」

出典:https://www.gero-spa.com/spot/detail.php?id=2&category=1&area

お勧め度 ★★★

【お勧めポイント】
フレッシュな源泉を感じられる無料の足湯

【泉質】
アルカリ性単純温泉

【公式Info】
Web:https://www.gero-spa.com/spot/detail.php?id=2&category=1&area
住所:〒509-2206 岐阜県下呂市幸田
TEL:下呂市観光課 0576-24-2222

訪問記

友人と久しぶりの温泉旅行で下呂にやって来た、ほっとすぱ太郎。
小川屋」「クアガーデン露天風呂」「白鷺の湯」、と続きましたが最後は「噴水池」で締め括ります。

「噴水池」は下呂温泉の真ん中にかかる下呂大橋のふもとにあり、温泉街と飛騨川をバックに入浴する光景がとても象徴的な温泉です。
訪れたのは初めてでしたが、入浴する光景は本やネットなどで何度か見ており「ここがあの場所か!」という感じる程に有名な場所です。

1983年に作られた「噴水池」ですが、紆余曲折あり2009年からは水着着用、そして2021年12月からは足湯専用になりました。
ルールを巡って利用者同士のトラブルが絶えず、橋の上からも丸見えだったため足湯専用になってしまったそうです。

温泉地のど真ん中にありながら脱衣所も無ければ囲いも無い、野湯のような開放感が味わえる露天風呂として評判が良かっただけに、温泉ファンとしては残念ですが現実を受け入れるしかありません。

真夜中の噴水池へ

さて、そんな足湯となってしまった「噴水池」ですが、もちろん行きますよね♪
「小川屋」で長風呂して、居酒屋で朴葉味噌を楽しんで、さぁ宿に帰ろうという途中の出来事です。

「あそこに足湯があるから寄って帰ろう!」

普通の観光客だったら、わざわざ雪の降る寒い夜に河原まで足湯に浸かりには行かないでしょう。
それに時刻はまもなく0時です。

「えー本当に行くのー!?」

と友人も少しためらっていましたが、下呂に来たからには寄らずして帰れません。

ほんのり硫黄の香り

「噴水池」は24時間利用ができ、夜でも照明があり良い雰囲気でした。
ロマンチックな時間が過ごせそうなのでカップルにも良いと思いますね。我々はいい年した男3人でしたが。

真夜中なので他に利用者も橋から見ている人も居ませんでしたが、足湯となってしまった今はさすがに服を脱いで入るわけにはゆきません。
靴を脱いでズボンをめくり、しばし足湯タイムを楽しみます。

冬のために温度はぬるめでしたが、源泉が湧き出ている箇所はとても熱かったです。
下呂温泉の源泉温度は最高84℃、各施設に共有される温度は55℃とされています。
「噴水池」は恐らく55度もしくは、それ以上の温度に感じられました。

驚いたのは硫黄の香りがすることです。

これまで訪れた下呂の温泉施設では硫黄の香りはせず、場合によっては塩素の方が感じられたぐらいなのですが、
ここでは新鮮なお湯なのでしょうか、ほんのりとですが温泉らしい硫黄の香りがするのです。
この違いを感じられただけでも来た意味があったように思えます。
お湯はどうなっているんだろう?と河原を進むワクワク感も楽しい瞬間でした。

まとめ

2021年末に訪れた下呂温泉、「噴水池」は足湯となってしまいましたが、24時間無料で利用できる最高のロケーションにある温泉であることには違いはありませんでした。
「足湯なら入らなくていっか」
とスルーしてしまいそうですが、訪れたら是非とも利用することをお勧めいたします。
次回はどの温泉に行こうか、早くも旅行に行きたくなっている、ほっとすぱ太郎でした。

それではみなさん、良い温泉旅を〜!

ほっとすぱ太郎
  • ほっとすぱ太郎
  • 感動と癒しを求めて休日に温泉巡りをしています。全国津々浦々を1人または2人、時には友人たちと。温泉ソムリエを取得しました。ミニチュアダックスと旅行もします。時には海外も。普段は音響業界で働くただのサラリーマンです。