お勧め度　★★★

【お勧めポイント】
鹿児島空港から15分！朝9時から立ち寄りできる人気のキズ湯

【泉質】
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・炭酸水素塩温泉

【公式Info】
Web：http://www.orihashi.co.jp/
住所：鹿児島県霧島市牧園町下中津川2233
TEL：0995-77-2104

訪問記

2021年のお盆は九州南部をぐるっと回ることにした、ほっとすぱ太郎。
待ちに待った連休初日、
東京6:40発-鹿児島8:25着、鹿児島空港からはレンタカーですぐに温泉へ出発です！

鹿児島空港から車で15分の景色

空港を出てレンタカーを借りて15分ほど走ればもうこんな景色。
もしかして鹿児島って東京から物凄く近いのではないか？
そんなことを考えながら、旅館が立ち並ぶ妙見温泉に到着しました。
日帰り入浴できる宿がいくつかあるため、さっそく温泉に入ることができるのです。

創業140年のお宿

ナビで簡単に「おりはし旅館」には着いたものの、「ここが入り口かな？」「車で入っていいのかな？？」
まるで隠れ里のような空間を恐る恐るレンタカーで進みます。
しばらくするとスタッフの方が声をかけてくださり、
2種類の日帰り温泉について丁寧に説明してくれました。
今回は立ち寄りでの利用ですが「おりはし旅館」は創業140年という歴史あるお宿です。
古くて趣のある建物は落ち着いた大人の空間に感じられ、接客もとても丁寧だという印象を受けました。

内湯500円 or 露天風呂1000円

天気の良い日だったので露天風呂にしようか迷いましたが、宿の方もお勧めの内湯(キズ湯)を選びました。

妙見温泉のなかでも、当館にだけ自噴している「キズ湯（３３℃）」がおすすめです。

出典：http://www.orihashi.co.jp/onsen/

この内湯は別館にあるのですが、ここでもスタッフの方が親切に脱衣所まで案内してくれ、
お風呂からあがった後も休憩所を勧めてくれたり、おもてなしが感じられます。
運良く1番乗りだったようで独泉することができました。

竹の湯とキズ湯

浴室には「竹の湯」と「キズ湯」の浴槽が左右に並んでいます。
それぞれ「あつ湯」と「ぬる湯」と言った具合の温度感で、
交互に入るとちょうど温冷交代浴となり、ついつい長湯してしまいました。
少し口に含んでみるとシュワシュワ感が感じられます。
綺麗に掃除がされていますが、それでも残る析出物がこの温泉の濃さを物語っています。
温泉ファンだと、このような析出物を見るとワクワクしてしまいますね。

炭酸水素塩泉

脱衣所の壁には詳しいデータが貼られていました。
キズ湯の成分を少し見てみましょう。

基本的な成分は「竹の湯(熱めの湯)」と「キズ湯(33°C)」とほぼ変わらないようです。
泉質はどちらも「ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・炭酸水素塩温泉」

注目したいのは、この「炭酸水素塩温泉」でしょう。
ずばりこの成分が皮膚の表面を軟化させる作用を持ち、キズに良いとされています。
温泉ソムリエのホームページに詳しく書いてあり勉強になりました。

まとめ

九州旅行の1番目として選んだ「おりはし旅館」のキズ湯、空港からわずか15分とは思えないロケーションで最高のスタートを切れました。
身体にキズはありませんでしたが、心を癒すことはできました。
「心の傷をお持ちの方は、当館の女将にご相談ください」
そんな優しい言葉に微笑んで次の温泉へ向かいました。
それではみなさん、良い温泉旅を〜！