草津温泉 白旗の湯
お勧め度 ★★★
【お勧めポイント】
早朝5時から観光客でも利用できる極上の温泉
【泉質】
pH2.02の「酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)」
【公式Info】
Web:https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/onsen/detail/index.php?c=5&g=2&kcd=193
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津112−1
訪問記
朝5時の共同浴場
何度行っても飽きない草津温泉、この日は家族と共に「大阪屋」に宿泊をしました。
誰も居ない真夜中の内湯、早朝の共同浴場などは宿泊だから味わえる草津の醍醐味です。
まだ街が寝静まる朝5時、ふとんからむくりと起きてタオル片手に「白旗の湯」へ向かいました。
昼間は観光客で賑わう湯畑の周りも、さすがにこの時間には誰もいません。
少し白けた空がいつもと違う草津の表情を見せてくれます。
観光客も利用できる共同浴場
「白旗の湯」「地蔵の湯」「千代の湯」の3つが観光客にも開かれている共同浴場です。
無料で利用できる上、「白旗の湯」と「千代の湯」は早朝5時から入れるのも大変ありがたいです。
「あつ湯」と「激あつ」の湯船
「白旗の湯」には湯船が2つありますが、どちらも熱い!
地元の方にとっては「ふつう」と「あつ湯」という感覚だと思いますが、
私にとって「あつ湯」と「激あつ」です。
ひとつの浴槽は40度以上、もうひとつの浴槽は45度以上あると思われます。
水道などの蛇口はありません!
「激あつ」の湯に入ってこそ、草津!
とは思いましたが、入って数秒で「アッチッチッチ」と我慢の限界。
ピリピリするぐらい熱く、肌はすぐ真っ赤になってしまいました。
後で知ったのですが、かけ湯をつま先から徐々に行うことによって慣らすのが良いそうです。
なおこの時バシャバシャとしぶきをあげてしまうのはマナー違反です。
地元の方は悠然と浸かっており、さすがだなぁと思いました。
日帰利用できる町営温泉 3箇所(草津三湯)
ここからは改めて草津温泉の押さえておくべきスポットをまとめました。
町営の温泉は比較的サイズが大きく、友人や家族と一緒に気兼ねなく利用でき、設備も充実しています。
まずはここからといった感じで、観光スポットにもなっているので一度は訪れたい場所です。
- 御座乃湯 (7:00または8:00〜21:00, 湯畑源泉・万代源泉)
- 西の河原露天風呂 (7:00または9:00〜20:00, 万代源泉)
- 大滝乃湯 (9:00〜21:00, 煮川源泉)
無料で入れる共同浴場 3箇所
観光客でも利用可能な共同浴場です。
地元の雰囲気が味わえる、よりディープな温泉巡りです。
観光客にも開かれており、無料で利用ができます。
地元の方々により管理されており、利用にはマナーが必要ですが、
「体をきちんと拭いてからあがる」「ばしゃばしゃお湯をかけない」など、当たり前のことができていれば大丈夫です。
湯船が小さいので1〜2名で行かれることをお勧めします。
- 白旗の湯 (5:00~23:00, 白旗源泉)
- 千代の湯 (5:00~23:00, 湯畑源泉)
- 地蔵の湯 (8:00~22:00, 地蔵源泉)
地元の方が利用できる共同浴場 16箇所
以下の温泉は観光客へ公開されていません。
利用が禁止されているという訳では無さそうですが、基本的に地元の方が利用する温泉です。
ガイドブック等にも記載されていないので、街を歩いているときに見つけると面白いかもしれません。
- 翁の湯
- 長寿の湯
- 白嶺の湯
- 千歳の湯
- 瑠璃の湯
- 関の湯
- 睦の湯
- 喜美の湯
- 巽の湯
- 煮川の湯
- 凪の湯
- 恵の湯
- 躑躅の湯
- 長栄の湯
- こぶしの湯
- 碧乃湯
草津温泉の主要な6源泉
最後に草津の主な6つの源泉をふりかえってみましょう。
利用する温泉がどの源泉なのか調べながら温泉巡りすると面白いです。
- 湯畑
- 白旗
- 西の河原
- 地蔵
- 煮川
- 万代鉱
まとめ
今回は朝5時に「白旗の湯」を利用してみました。
まだ夜が開けきらない静かな朝の一番風呂は、また来たいと思うに十分な魅力でした。
町営温泉や共同浴場の他にも、「テルメテルメ」や老舗旅館の内湯など、まだまだ草津の知らない温泉が沢山あります。
また何度でも行きたいお気に入りの温泉地です。
それでは皆さん良い温泉旅を〜!