訪問記

秘境の一軒宿

山道を登り目的地に近づくワクワク感、そして目に飛び込んで来たのは昭和初期に建てられたという赤石温泉の一件宿。
温泉地には歴史のある宿や建物が多いですが、こちらのお宿は個性的なデザイン(カラーリング？)が特徴的です。
また看板やオブジェなどから伝わる手作り感。

手作り混浴露天風呂

赤茶色のお湯に満たされた混浴の露天風呂もオーナーの手作りだというから驚きです。
DIYという言葉がありますが、温泉は誰にでも手に入る物ではありませんし、気軽な物ではないでしょう。
しかもこんな山奥に。男の浪漫と言った方が正しいような気がします。

私が訪れた際は先客で50代ほどの男女のグループが入浴されていました。
混浴に入ったのはもちろん初めてではありませんが、男女のグループで来るっていうのもあるんだなと少し驚きました。
女性専用のエリアもありますが、メインのエリアは混浴なので混浴前提で考えた方が良いかとは思います。

浴槽は温度によっていくつか分かれており、あつ湯とぬる湯を交互に、いわゆる「温冷交代浴」が楽しめます。
また、手作りのテラスのようなスペースがあり、いつまでも居られるような空間になっています。