訪問記

『これが温泉だ！』

脱衣所から温泉への扉を開けると、真っ赤な文字でそう書かれた看板が目に飛び込んで来ます。

誰が考えたのでしょうか、この豪快な温泉にぴったりの看板です。

奥行きが25mぐらいあり、深い部分では1.4m、まるでプールのようですが100％源泉掛け流しの温泉です。湧出量は10,000リットル/分なのですが、なかなかとんでもない量ですよね。こういう数字を見ると毎回思います。

枯れないんでしょうか・・・？

これが平地の温泉だと本当にそう思ってしまうのですが、ここは山の中なので、本当に山の恵ってやつなんでしょうね。ついつい平泳ぎで進みたくなるぐらいの広さなのですが、広さだけではなく【硫黄泉】【明礬泉】【塩類泉】【鉄泉】の4つの泉質が楽しめる様々な浴槽があります。またサウナと水風呂もあります。

大人の温泉アミューズメントパークなんじゃないかと錯覚してしまいます。

熱くなった体は水風呂でリセットしてまた温泉を楽しむ。いつものパターンなのですが、ここの水風呂が最高に冷たい！！過去最高に冷たい水風呂でした。公式HPには”水風呂があります”くらいにしか書かれていませんが、霧島連山から湧出する天然水、、、7月なのにこんなに冷たいんですね！！これはあれです。お肌がまだら模様になるやつです。

大自然に沸くありのままのワイルドな温泉なども好きですが、こういったホテルの温泉はバリエーションが多かったり、設備がしっかりして、タオルが付いていたり、アイスやジュース、、、至れり尽くせり、、、。

今回は日帰りで利用しましたが、次回は宿泊でも利用してみたいと思える感動の温泉でした。